「世界最良」エンジンがいくつもある
CX-30にはもちろん「スカイX」というスペシャルエンジンが用意されていて、この新企画をとても応援したい気分であるし、「これからはスカイX一択だ!!」くらいのことをこのブログでも以前に書いてしまった。それでも本音を言ってしまえば、シンプルな自然吸気大排気量&トルコンATの贅沢な乗り味を手頃な価格で気軽に味わえるって素晴らしいことだ。スカイXも、2.2Lディーゼルターボも疑いの余地なく「世界最良」と言っても過言ではないユニットではある。それでもMAZDAが好きで好きでたまらない一人のファンとして、現行のMAZDAの魅力は2.5Lの自然吸気にある!!と新しい相棒となったCX-5に痛烈に教えられている。
重いクルマを走らせるエンジン
1600kgオーバー。過去にこんな重量のクルマを所有したことはない。レクサスやBMWのFRサルーンに匹敵する重さだ。3.5L自然吸気V6、3Lターボ直6、2Lターボ直4、2Lディーゼル直4、3.5Lハイブリッドなど様々なユニットで乗ったことがあるけど、MAZDAの2.2Lディーゼルと並んで、2.5Lガソリン自然吸気は、この重量のクルマに上手くマッチしたユニットだ。MAZDAがFRシャシーをベースにしたモデルを出したとしても、この2種類の直4で十分過ぎる乗り味が作れるだろう。しかし北米向けの直6が狙いの新型シャシーだからエンジンもミッションも変わってしまうのだろう。