捉え方の問題!?
BMWってのは、ドイツの「プレミアムブランド」あるいは「高性能車ブランド」として広く認識されている。個人的には「高性能車ブランド」というカテゴリーが相応しいと思うのだけど、「スバル」「アルファロメオ」「ダッジ」と同じってされるとBMWユーザーはあまり良い顔をしないかもしれない。ちょっと皮肉っぽく聞こえるかもしれないが、過去に私のブログにコメントくれるBMWオーナーさんは、「価格」についてはよくわかっていたみたいだけど、「性能」についてはご存知ない方が多くて、すれ違いのやり取りの果てに捨て台詞を何度も吐かれてきた。
良さはすぐにわかる
BMW車というのは価格の高低に関わらず、「素性の良さ」はかなり素直によく伝わってくる。純粋に走りの良さだけを取り出して、適正価格のパッケージで売ってくれるのであれば、満場一致で非常に良いブランドだと言える。北米モデルのスペックと価格を見ればそりゃ日本よりもずっと多くの人が買いたくなるのもよくわかる。41,250米ドルで買える330iは、日本市場では今のところ、FRスポーツサルーンとしては、どの日本メーカーにも真似できないレベルだ(MAZDAが来年にこの水準のモデルを発売!?)。