レクサスISの未来は!?
リーマンから10年ちょっとが経過し、今度はコロナが襲来した。再びセダン市場を巡る環境が大きく変わりそうだ。レクサスISがフルモデルチェンジの量産化をキャンセルし、ビッグマイナーチェンジに切り替わった。この流動的な動きはコロナ以前に某メーカーとの間で新規のアライアンスが決定したからではないかと推測される。86もスープラもOEMの影響を全く感じないほどに好調なので、レクサスISもOEMに切り替えて直列6気筒を搭載してくるのかもしれない(BMWではない)。
違和感
トヨタもOEMの相手先メーカーも、やはり「スポーツセダンの欠如」がクルマ所有への興味を大きく削いでいると感じているのだろう。専用設計シャシーを備えていた、かつてのアコードやアテンザが「居なくなった」ところに、レクサスIS、3シリーズ、アウディA4、Cクラスが居座っているが、アルファ156やプジョー406のような「スポーツサルーン」としての役割は果たせていない。代わりに1000万円以上する「スーパースポーツ」級のサーキット向けハイスペックモデルがあるが・・・こりゃダメだ。