つまりFさんとMさんのことだけど・・・
タイトルだけで、此奴が何を言いたいのか大体わかるって人はどれくらいいるだろうか!? ちょっと生意気なこと書くけど、「超然主義」とは、江戸時代が終わり「政党政治」と呼ばれるものが始まるまでの過渡期に出現した。日本の一部の地域出身の権力者によって「幕藩政治」とかいう名の寡頭制が敷かれた。そんな独裁に近い支配が容認されたのは、伊藤博文も黒田清隆もこの状況が過渡期の「時限的」な制度だと確信した上で機敏な政策実行を果たしたからだ。能力に恵まれた人間が時限的であれ大きな権力を渡されて献身すれば、それなりの成果は出る。伊藤、黒田に限らず、本田宗一郎、カルロス=ゴーン、スティーブ=ジョブス・・・などなど。
明治の元勲でもわかっていたこと
「次の衆院選で民意を!!」とか掲示板で書いてる人が多いけど、40歳だか50歳だか60歳だか知らんが、いつまで同じこと言ってんだ!?バカなの!?それなりに日常の読書を重ねていれば「民主主義」の原理にあらゆる疑問を感じているだろうし、その反面で新しい社会が作られる時や、企業が大きな成長を遂げる時は、ほぼ例外なく「寡頭制」だったことをもわかっているはず。投票率が上がったところで政権交替は起きるかもしれないが、社会構造は決して変わらない。そのことがよくわかっていた伊藤も黒田も質の良い民意だけを掬うべく選挙権を制限した。とんでもない話かもしれないけど、社会構造の変革を求めるのであれば、再び納税額で選挙権を制限したらいい。年間納税額が500万円を超える個人のみに選挙権を付与するとすれば、多くの人々が目の色を変えて働き始め、多くの所得税が集まるだろう。