シビック&ゴルフならハズレ無し!?
かなり期待していたけども、実際に試してみたら「これじゃない」ってケースも往々にしてある。名前を挙げてしまって申し訳ないけども・・・スバルWRX・S4のFA20DIT、スカイラインHVのVQ35HR、現行レクサスIS初期の2GR-FSEなどなど。発売間もなくでアラが見えてしまったものから、クルマとのマッチングがいまいち!?な印象のものまで。しかしシビックやゴルフなどグローバルで50万台/年くらい売ってしまう超メジャーなシリーズであればあるほど、仕上がりが順調なものが多い気がする。
排気量は決定打ではない
8世代目となったゴルフは、すでに日本市場でも多く流通するポロ、T-cross、アウディA1、Q2、Q3などでおなじみの1Lターボと1.5Lターボに変わった(車種によって若干スペックが異なる)。日本向けゴルフには48VマイルドHV機構が追加されている。シビックと比較するならば1.5Lターボ搭載の「eTSI・スタイル」だけど本体価格は370万円。1Lターボのベースモデルが同じく291万円。日本のユーザー相手にちょっとふっかけてきたようだ。単に1.5LターボでVWを楽しくドライビングしたいだけなら、ポロTSI・Rラインが310万円という選択肢もあるのだから、今回の日本向けゴルフに関しては、1.5Lターボありきの判断は早計に思える。