全方向に失礼
カーメディアが炎上狙いでしばしば掲げる「見出し」。「レクサスがドイツ御三家に追いついた」とか言われても誰も喜ばない。そもそも「ドイツ御三家」という括りが、生粋のメルセデス、BMW、アウディそれぞれのユーザーにとっては迷惑でしかない。ホンダが好きな人が「日本御三家」としてトヨタや日産と括られたらイヤだろう。「ドイツ御三家」はお互いに敬意を持っているからOK！！とか言う人は・・・一般的にはただのミーハー。そんな連中の括りはイヤだ。MAZDA、スバル、ポルシェが「超絶クルマ作り御三家」だったとしても・・・やっぱりイヤだ。
無神経なオッサンの常套句
過去に書いたブログ記事では「ドイツ御三家」という表現は極力使わないようにしてきた(使った記憶はない)。メルセデス、BMW、アウディ、当たり前だけどそれぞれにクルマを知り尽くした開発者がいて、あれこれと工夫してクルマ作りをしている。長所もあれば短所もある。そんな３つの個性を「御三家」と軽くまとめてしまう・・・という意図は使っている人々にはないのかもしれないが、日本でクルマを語るオッサンは「ドイツ御三家」という表現を躊躇なく使う。カーメディアのプロ連中も多用する・・・そりゃみんな真似しちゃう。ドイツのカーメディアでも日本車をまとめて表現することがあるけど、もっと個性を尊重してほしい。それを伝えるのがカーメディアの役割だろうに。AJAJは「ドイツ御三家」の使用禁止令を出したらどうだろうか！？