購入者は腹くくれ
もしかしたらこれから想像を絶するスピードでEV化が進むかもしれない・・・これが2021年現在にクルマの購入を真剣に検討している人の最も大きな懸念だろう。最後までエンジンを作る誓いとかしてそうなMAZDAでも、すでにEV専用プラットフォームを導入すると発表している。エンジンの時代が終わったらメーカー業に幕引きをするのかと思いきや、まだまだEVの時代でも果敢に「人馬一体」を追求してくれるらしい。しかしMAZDAの慌てぶりが「本当にできるの?」と思っていたEV化に妙な現実味を持たせてくれる。
EVのエモいやつ!?
2010年代に先進国市場で「ダウンサイジングターボ」が広まった時でも、MAZDAは「その技術は80年代の我々の基礎研究ですでに見切っている」と断言して、我が道を突き進んできたメーカーだ。EVに関してもこれまでの基礎研究の成果で取り組むに値しないという判断を下していて、ターボと同じように完全に見切っているのか!?と思いきや、一転して慌てて作り出した。追加の研究の中で何やらMAZDAの琴線に響く「エモい」部分があったのだろうか!?スカイG、スカイD、スカイXに「スカイE」を加えた4台持ちをしなければいけなくなる熱烈ファンはいよいよ大変だ・・・。