次世代MAZDAが出る前に・・・
次世代のMAZDA車への評価は、もっとフラットな気持ちでジャッジしたい。CX-30への過小評価を猛烈に反省している。これだけ若者ユーザーを熱狂させているのだから、このクルマこそが今のMAZDAの核だ。CX-5は第六世代におけるスーパースターだけども、そのCX-5の弱点を見事にカバーした第七世代のエースだ。今更に気がついたのか!?と失笑されそうだけど、MAZDAがTVCMで主張していた通り、「CX-3には乗せられない、CX-5では冒険できない」は出任せなどではなくて、CX-30のコア・コンセプトそのままなのだろう。
第六世代の苦悩
CX-5やMAZDA6は・・・快適さを求め過ぎてしまった。アルファードが国民車になっていく中で、スポーツカーのようなタイトなキャビンやハードな乗り味のままのMAZDAが軌道修正したのは理解できる。名車揃いの第五世代の中でも特に熱烈な支持を得ていたプレマシーだけども、N-BOXやルーミー全盛の現在のファミリーカー市場に存在していたら・・・って考えるとゾッとする。プレマシーやMPVまで徹底してスポーティ過ぎた第五世代の反動で、第六世代のCX-5&MAZDA6は十分にスポーティさは感じられるものの、快適性を売りにしていた。CX-5は2代目になってさらに露骨に追求した。