ドイツ車へのリスペクトが・・・
1つ根拠を述べるとしたら、数年前のMAZDA関連本(フェルディナンド・ヤマグチ著「仕事がうまくいく7つの鉄則」)のインタビューで某役員が、ドイツブランド車(ポルシェ、メルセデス、BMW)をボロクソに言っていたことがあった。この3ブランドはMAZDAロードスターのエッセンスを取り入れたモデルを作ったが、まるでクルマの良さがわかって無い出来栄え。「我々とは別の星のブランド」くらいの剣幕だった。MAZDAでは絶対に超えてはいけない一線を平気で踏みにじっていく野蛮なクルマ作りは理解し難い。ドイツの名門のクルマ作りなんて大手日本メーカーと大差ない・・・とのこと。
FRシャシー化は間違っていない
MAZDAに興味がない人には全くわかってもらえないと思うが、一部上場企業の上級役員とは思えない放胆な物言いには痺れた。しかもMAZDAにはそれを言う資格が十分にある。スバルのようにトヨタと共同開発するようになったら、この発言は茶番でしかなくなる。この放言をよく理解し、拍手喝采してくれるユーザーが世界中にいるからMAZDAのクルマは安定的に売れ続ける。「ポルシェもベンツもBMWもクソだ!!だから俺はMAZDAに乗っている!!」と公言する世界中の人々を裏切らないクルマ作りこそがMAZDAの生命線だ。小型車、BEV、ハイブリッドの優先度はかなり低い・・・。