アルファロメオがFFを作ると・・・
3月8日のCX-60の欧州発表に先立つこと1ヶ月。2月8日にアルファロメオ・トナーレが発表された。スポーティなクルマしか作らないアルファロメオが、FFのSUVを発売してきた。詳細は不明だけど、新型シャシーが開発され、1.5Lターボの新型エンジンでDCTと組み合わされてスペックは160psくらいらしい。48VガソリンターボにDCTなので「アルファロメオ版CX-5」とは言い難い部分もある。ビッグマイナーチェンジ後のCX-5のテレビCMは「走りたくなるSUV」を過激にアピールしている。どこのブランドにも1台は用意されているC/Dセグの横置きSUVだけど、その中でも抜きん出たドライビングフィールに自信があるのだろう。
異次元の戦い
実際に横置きSUVの走りではMAZDAは他の追従を許さない。ライバル不在の状況に苛立ったのだろうか? CX-60はポルシェやマセラティにライバルを求めている。横置きSUVの王者であるCX-5に対して、アルファロメオが敢然と挑んできた。アルファロメオ・トナーレはFFが許容するスペック(160ps)に抑えられていることから、相当なハンドリングマシンになっている可能性が高い。ぜひ日本市場でも発売して、CX-5とのドライブフィール頂上決戦を期待したい。「SUVなんてどれも同じ」「走りがつまらない」といった残念な意見に応えられるのはMAZDAとアルファロメオだけだろう・・・。
ファン待望のSUV「アルファ・ロメオ・トナーレ」に思うこと https://t.co/1xUR6SknDR
— CARDRIVEGOGO (@cardrive55) March 24, 2022