やや決め手に欠く!?
CX-5からCX-60へのステップアップで進化を感じるためには、やはり直6ディーゼルかPHEVを選ぶ必要がありそうだ。しかしレスポンスに優れる48V&直6ディーゼルは500万円近い価格になるらしい。うーん悩ましい。CX-60のインテリアの質感が非常に高いという感想を多く見かけるが、プロトタイプの動画で見る限りだと各部の素材は大まかに現行CX-5のものが流用されている!?ような印象だ。つまりCX-5の段階でインテリアのクオリティは高いし、静粛性も素晴らしいものがある。
試乗無しで買えるか!?
今回のCX−60でPHEV生活を始めます!!という人や、48Vディーゼルに早く乗りたいです!!という人は、試乗もせずに予約でいいんじゃないかと思う。しかしCX-5のメリットを実感している人にとっては「SUV枠」を簡単に入れ替える決断は難しい。むしろ「ロードカー枠」でMAZDAのFRを迎え入れたいという気がしないでもない。現時点でMAZDA6の後継のセダンがFRシャシーで登場するとアナウンスされている訳ではないが、フェラーリ・ローマみたいなデザインの2017年のロードカー・コンセプトを市販化しそうな気がする。