マセラティ・ギブリ(北米価格78,600ドル)
MAZDA流VIP車
アウディS5が持つ「スポーツクーペ」として完成度は魅力だけど、よりフォーマルにリアシートに人を乗せるフルサイズサルーンが欲しい人もいるだろう。GJアテンザ(現MAZDA6)は、先代GHアテンザまでのスポーツサルーン好きからは不評だったけど、新しいニーズを生み出している部分もあった。ガタイの良い若いお兄さんにはウケている。MAZDA版のVIPカーといった感じか。
エモいサルーン
FRシャシーでMAZDA6の後継モデルを作るとして「VIPカー」路線でユーザーを囲い込むならば、マジェスタやシーマのようなFRサルーンを「MAZDAの文脈」で作ることに期待したい気もする。ロータリーでぶっ飛んでいたとかいう噂の東洋工業「ルーチェ」が、今のMAZDAでその衝撃の加速とともに再現されるのだろう。CX-60のバカ速いらしいPHEVユニットをポン付けすれば完成。あとは手練なデザイナーが大柄なセダンボデーにどれだけ一体感を込めてくれるか。