うぬぼれた国民性
経済成長が停滞気味の日本は、「自称インテリ病」ってのがあるのかもしれない。長期安定かどうかは実際はわからないけど、世間体を考えると一部上場企業の正社員という立場に既得権益のようにしがみつく。企業側としては人材流動性が確保されている海外企業に対抗しなければならないが、リストラをアウトソーシングするなど無駄な経費をたくさん使っている。・・・という問題もあるが、私自身にも言えることだけど、本を読んだりメディアで見聞きしたことだけで「ある程度わかって気になってしまう」病気によって、社会全体から合理的な判断力が失われる現象が深刻なケースも・・・。
常識が邪魔をする!?
優秀な自動車メーカー開発者がPHEVには一定のメリットがあるとして、巨額投資を行い製品を開発・生産・販売を行っている。しかし、その救急車クラスの重量を誇るPHEVのスペックを見て、「このクルマはないな」とセルフジャッジをしてしまう。さすがにアウトランダーPHEVを見かけても、このクルマを選ぶ人は「物理」が全くわかってないな・・・とまでは思わないけど、もしPHEVを家族の誰かが選ぼうとしていたら「冷静な意見」を述べると思う。
GJ乗り
ちょっとした疑問ですが、国内メディア向けの試乗ではプロトタイプだったCX-60は英国その他の欧州レビューでは果たして完成品だったのでしょうか(調べろという話ですが…)
いずれにせよ何がRAV4PHEVとの評価の差を生んだのかは気になるところです(航続距離?)
ところでe-powerのバッテリー容量は1kWh台なので、これを給電可能にしてEV航続距離60kmに伸ばすとしたらバッテリー容量10倍、すなわち200kg以上の車重の増加、加えてバッテリー積載による室内空間の圧迫があると思われますが、それがBCセグにおいてどこまで許容されるのかが問題ではないかと
プジョー308PHEVはリアアクスル辺りにバッテリーがありますが、これが後席や荷室に影響がないとは思えませんし(レビューでは後席はライバルに比して狭い?)、そもそもPHEVには車格以上の高額な対価を支払う価値があるのか?という点がDセグに競って採用させるのでしょう(よりパフォーマンスに訴求しやすいという点もあるでしょうが)
ただ、車重を抑えるという考えには賛同できます
例えばMAZDA3ベース1300kg級のボディに200kg前後のバッテリーでシステム250PS前後、トルク40kgm、EV走行60〜70km辺でしょうか
ただMAZDAはMX-30で床下バッテリーの知見を得てラージ群のバッテリー搭載位置を後席下から床下に変えているので、このややSUVありきな設計故にMAZDA3や今後の非SUVラージ群(MAZDA6?)にPHEVを設定するとしたらどこにバッテリーを載せるのかが気になるところです(やはり後席や荷室の下に搭載する?)
さて1400kg級PHEVとなればBセグベースでしょうが、先のe-power+給電の話の様に単純にはいかず、EV航続距離を抑えるか室内空間を犠牲にするかしかなく、むしろシリーズハイブリッドは理に適っているのではと
MX-30に予定されているロータリージェネレーター搭載は、現行EVの航続距離を倍に伸ばすレンジエクステンダー、バッテリー容量半減+シリーズハイブリッドのPHEVが予想されていますが、もう1つバッテリー容量極小化した通常のシリーズハイブリッドのオプションがあり、これが次期スモール群Bセグへ搭載されるのではという予想です
そうではなく新規EVシャシーによるBセグもありえますが、その場合そもそもロータリージェネレーター以前に2025年まで現行Bセグは放置するのか?ということがまず気がかりです(今の時点でかなり気がかりですが…)
wpmaster
コメントありがとうございます。
RAV4の方が評価が高い理由としては、
①英国の電動モデルといえばアウトランダー(先代)で、その方針を引き継いだトヨタの本気に期待
②ドイツメーカーに手厳しい英メディアなので、ドイツ勢に乗っかったMAZDAにちょっと失望
③トヨタの欧州本格進出を歓迎
などなど色々考えられるので、個人的に異論はないです。
シリーズハイブリッドは、CVT搭載車と同じく「街乗り専用車」だと定義しているので、
これをPHEV化してもプジョー308のレベルには辿り着けないですね。MAZDA自身もロータリーのレンジエクステンダーEVは、
自らのブランドイメージ(ロングライドのMAZDA)と合わないかも・・・と懸念しているんじゃないですかね。
Bセグなら10kWhくらい搭載されれば70kmくらいいけると思いますし、噂の1.5L直3スカイXとの組み合わせに期待したいです。