2世代続く悲劇
GJアテンザにMZR2.0のようなショートストロークの自然吸気が搭載されても、まあ人気は出ないと思う。ホイールベースが長すぎる。MAZDAはGJに続く「GK」へのフルモデルチェンジを第六世代の中で予定していたようだが、どっかのメーカーが引き起こしたディーゼルゲート事件によって白紙になったと思われる。GHアテンザもリーマンショックをまともに喰らったが、2世代続けてアテンザは受難だ。
魅力は十分にある
2.2Lディーゼルに匹敵する最大トルクを発生する2.5Lガソリンターボは「レスポンスの良いディーゼル」であり、悲劇のGJ型MAZDA6にとってはベストパートナーと言えるかもしれない。2.5L(NA)が搭載されるCX-60を299万円で提供するのであれば、この2.5LガソリンターボのMAZDA6も同じくらいの価格で出せばかなりのインパクトを与えることができる。それくらいに潜在的な魅力は高いクルマだと思う。どこにドライブに行っても楽しそう。