「走る」文化
イギリスのお年寄は、CX-3みたいな小型車で田舎道をすっ飛ばしていくらしい。村上春樹が、日本人がレンタカーを借りて農村部を走っていれば、後ろからおばあさんの運転する小型車に煽られる・・・と何かに書いていた。小さいボデーで、リニアに噴け上がる自然吸気は、150km/hくらいまでは特に違和感なく巡航できる。速度域もほぼほぼロードスターに近似する。コーナーリングスピードまで同じではないかもしれないが・・・。
日本市場は理解できず・・・
英国スペシャル!?として開発されたのかどうかわからないけど、2L自然吸気のCX-3はそのまま日本市場にも追加投入された(デビュー時はディーゼルのみ)。私がドライビングをこよなく愛する元気な高齢者だったら、CX-3の2Lガソリンモデルはかなり有力候補だったかもしれない。残念ながら200万円を下回る価格設定を実現するために、ガソリンモデルは1.5Lに置き換えられてしまった。このエンジンだと果たして英国メディアは「SUVのロードスター」だと言ってくれるだろうか!?(MAZDAの1.5Lエンジンは噴け上がりも良くオススメできる)