欧州の景色に合ったデザイン
10年前のブログを書き始めた頃は、1000万円を超えるクラスの輸入車じゃないと、日本車(MAZDA)との絶対的な性能差は得られない!!みたいなことを偉そうに書いていた。走行性能しか考えないならば、今でも間違ってないかなとは思うけど、ここ数年、自転車ロードレースをかなり熱心に見るようになって、輸入車の魅力がじわじわと伝わってきた。現在開催中のジロ・デ・イタリアでは、オフィシャルカーやニュートラルサービスカーなどをトヨタRAV4が担っているが、各チームカーは欧州ブランドのクルマがいろいろ使われている。
景色の中に溶け込む
イタリアの街並みがあまりに綺麗で、クルマの存在感は小さい。イタリアの観光を全世界にPRするために、国際的に知名度の高いグランツール(21日間レース)を開催し、選び抜かれた風光明媚なところを、カメラの画角もよく考えて国際映像で流していることもあって、こんなところをクルマや自転車で走ってみたいと思う。高低差もあるダイナミックな地形に街が張り付くように広がっている。雄大な風景の前には、どんな高級車も目立たない。