1台目 VWポロ
ドイツ車のリアデザイン
ドイツ車全般的に言えることだけど、フロントはあれこれと工夫するけど、リアデザインの意匠は残念な気持ちになるくらい少ない。個人の好みの問題でもあるのだけど、ドイツ車の後ろを走っていると、2000年頃の日本車か!?というくらいに懐かしさがある。特にCクラス、3シリーズなどブランドヒエラルキーの下に位置しているモデルほど、「下位モデル」を意識させるデザインなのか、リアの印象は極めて薄い。
Bセグ最強デザインか!?
VWポロ現行モデルのリアを見ると、2000年頃に発売されたカローラランクスを思い出す。この1点だけでVWポロというクルマに好感すら持っている。Bセグにおける全体のバランスを考えたトータルデザインで考えると、MAZDA2、ルーテシア、プジョー208の3台よりも好きかもしれない。ヤリス、スイフト、アクア、フィット、ノートは日本車らしく女性ユーザーを意識したコミカルなデザイン要素が見られる。いずれにせよメインストリームブランドのBセグは、日本の景色との親和性が高い。