オッサンにフェミ車を買わせる
日本のようにただただ「年配の男性(オッサン)=社会悪」で、尊敬も何もあったもんじゃない社会では、「フェミニズム=正義」が無批判にルール・制度化される。だからというわけじゃないだろうけど、MAZDAもCX-50のようなテイストの違う反フェミ・モデル!?をわざわざ日本で発売しようとはしない。じゃあMAZDAユーザーは女性が多いのか!?というとそうでもない。サイクリングでちょっと郊外を走れば、MAZDA3ファストバックやロードスターを楽しそうにMTで楽しむ童心を忘れないオッサン達がいる。この人々もまた日本の美徳だ。
日本車の変節
最近のドイツ車は、ザ・ビートルやゴルフ・カブリオレのような、ややファンシーなモデルは絶滅しつつある。これらのクルマは年配の男性が乗っていてももちろんいいのだが、ちょっと風変わりな女性ユーザーに合ったモデルだ。ザ・ビートルなど標準モデルはエンジンのスペックも低く、男性ユーザーからは敬遠されたが、輸入車というブランド力もあって女性ユーザーに支えられてきた。しかし中村史郎、前田育男の台頭により、ファンシー輸入車の需要は日本メーカー車に奪われつつある。MINIやフィアット500は頑張っているが・・・。