製品に合ったファッション
MAZDAファンブックやオンライン説明会などで、MAZDAの開発者がインタビューを受けていたりする。企業イメージに相当に気をつかっているようで、おそらく「外部露出担当の専門のスタイリスト」がコンサルとして活躍していると思われる。ちょっと意地悪な言い方をすると、服と本人があまりマッチしきっていないケースが見受けられる。私服なのだろうけど、最近になって着るようになった感じを受けることが多い。
社会変革とは!?
MAZDAのアンチはこれ見よがしに笑うかもしれないが、MAZDA3ファストバックという欧州さえも震わせた革命的デザインを媒介して、作る側も買う側も有形無形の影響を受けている(お洒落を強要されている)。少子高齢化&GDP衰退はまったなしな状況で、人生は冗長ながら変化に乏しく、絶望的なまでに単調でしかない日本の悪い面を、なんらかの形で打破したいと願う人々にある種の「勇気」を与える変化だと思う。ちょっと短絡的かもしれないが「このままではダメだ」と腹を括ったMAZDAと、「衰退一途の自分を変えるキッカケ」を求めるユーザーを無理やりに繋げる。「社会変革」が可能であるのはセダンではなくファストバックだ・・・そんな確信を首脳陣の誰かが持っていたと言わざるを得ない。