もっと必然的な存在であって欲しい
MAZDAがリスクを顧みずに、新しいジャンルを作ることで、世界の自動車産業は前進する力を得ることができる。VWやトヨタといった極限を超えた巨大企業もMAZDAのシャシーなどの設計を必死でコピーしているのが現実だ。MAZDAがいなかったら、ディーゼルもトルコンATもとっくにこの世界からフェードアウトしていた可能性が高い。長所もあれば欠点もあるのは当然で、決してパーフェクトな技術とは言わないが、サプライヤーの言いなりにならずに、自らの道を突き進む自動車メーカー本来の姿に、ただただファンとしてユーザーとして強烈なカタルシスを感じる。
「MAZDA0」
ボルボやジャガーなど路頭に迷ってしまったブランド達を救うためにも、MAZDAは力強く世界をリードすることが期待される。「MAZDA1」「MAZDA4」「MAZDA5」でまだまだロードカーにはたくさんの可能性があることを示してほしい。そしてMAZDAでしか得られないスペシャルなクルマとして「MAZDA0」があってもいいかもしれない。ロータリーのスーパースポーツ級グランドツアラーといったところか。1月にトヨタが市販化前提という「GR・GT3コンセプト」なるクルマを発表した。全く信憑性がないけど、これを作っているのはMAZDAではないかという噂がある。もし本当ならこれこそが「MAZDA0」かもしれない。