このフィールは!?
冒頭にカローラ・ツーリングはトヨタプラシーボを突き破って、クルマの良さを伝えてきた・・・と書いたが、このクルマにはむしろMAZDAプラシーボを感じる。中速コーナーを旋回しアクセルオンで抜けていく一連のフィールは実にMAZDAっぽい。リアが素直に付いてくる。トヨタプラシーボだと、サスが柔らかくてズルズルする感じだったが、プレミオとは別次元にサスが硬くなっていてリニアな旋回だ。
MAZDAよりいいかも
硬さの奥に柔らかさがある。荒れた路面もMAZDA以上にしっとりとこなす。このしなやかな足捌きは第五世代のMAZDA!?今乗ってるCX-5は、クルマが重すぎるせいもあって、不整地路面からはかなりの入力を受ける。タイヤのウォールの硬さか、ピッチ&ロールが抑えきれない車高か、キャビンがかなりユサユサしてしまうが、それさえも「MAZDAらしいダイレクト感」と解釈しちゃう図太いプラシーボ効果。おかげで結構満足できてはいる。