ロードスターを育てる
今年に入ってからロードスターが好調に売れていて、すでに後継モデルの電動化への道筋も仄めかされている。1989年の登場以来、ポルシェ911と並ぶ究極のロードカーのシリーズとして、世界中で人気を博してきた。現行は4世代目だけど、「スポーツカーの定番」としての特別なブランド力はかなり高まりを見せている。ここにハイエンドなロードカーを投入するのはちょっと無粋かもしれない。世界最高のロードカーを作っているのは間違いなくMAZDAなのだからさ。
MAZDAに多くを望み過ぎ!?
CX-5はクルマ好きから絶対的な支持は得られないかもしれないが、日本市場でミドルSUVの地位を一気に押し上げた。これまた普通乗用車の実用性という意味においては、世界最高レベルを悠々と達成しているモデルだ。グローバルの販売もそれを裏付けている。そしてCX-60は強引にその価値をさらに押し上げようとしている。世界最高の「ロードカー」と「乗用車」を作るMAZDAにこれ以上何を望むのか!?・・・それでも「MAZDAよりアルファロメオに乗りたい」と呟きたくなるライターの気持ちもわかる。
(追伸:レビューを読んでみると最近カーメディアを活性化させているステランティス側の要望から、車両が変わったようだ。このライターは「モーターファンイラストレーティッド」だけでなく「ゲンロク」の連載でもジュリアについて書くと告知している。なかなか粋な演出だ・・・)