第3位 シビックe:HEV (399〜430万円)
①加速性能「8」・・・半世紀の歴史を誇るシビックが、現行(11代目)からe:HEV搭載による「スーパーCセグハッチ」として売り出したが、多くのユーザーにとってはシビックといえば「typeR」なのだろう。しかし業界では、このクルマの影響力は大きいようで、プリウスやクロストレックなど同じ方向性の「ハイエンドHEV」が次々と登場している。
②燃費「8」・・・モード燃費24.3km/Lで、プリウスには譲るが、速度域によってフル電動とエンジン駆動を使い分ける理念は、BEVとICE(マイルドHEV)を作り分けるBMWと共通する。モーター駆動とエンジン駆動は極力分けて使うが両者のポリシーになっている。
③入門者「8」・・・MAZDA3、カローラスポーツ、プリウスとの同じCセグハッチバックの比較で、シビックが一番車格が上に思う。北米で無双するホンダの高品質なシャシーに対抗して、先代MAZDA3(アクセラ)はMAZDA6と共通のシャシーを使っていたが、現行ではスモールシャシーに回帰した。アクセラを上手くコピーした現行トヨタCセグは、コスト面で余裕を残していている。Cセグではホンダが格上だ。
④玄人志向「8」・・・2021年にデビューし、2040年で終焉が予告されているのホンダのHEVを20年スパンで支える予定のパワーユニット。プレリュード発売に合わせて更なるシステムのアップデートが発表されているので、買い時がよくわからないけど、現状でも完成度は高い。
⑤QOL「8」・・・パワーユニットならホンダかBMW、乗り味ならMAZDAかアルファロメオというのが、ステレオタイプな「ブランド信仰」となっているが、これらのブランドが決して期待外れには終わらないのも事実だ。これだけプライドを持って続けているのだから、信じて買っておけば幸せなカーライフに辿り着ける。
合計40