第5位 BMW
目をつぶって運転しても他のブランドとの違いがはっきりわかるというBMW。他にも走りに特徴があるブランドはいくつかあるけど、ミッションなどの基幹部品を外部から調達するメーカーにもかかわらず、ここまで個性が出せるのは、このブランドが「こだわりの走り」を生み出そうと努力を続けているからだろう。2000年代以降の「スーパースポーツ」ブームは、「走りの質」を追求するBMWにとってはあまり歓迎できない出来事で、クルマはどんどん重くなり、出力とトルクはどんどん大きくなる。なんでこんなに重くてデカいミッションが必要なんだ。MTで無理なく操れるサイズ&パワーこそがBMW本来の「気持ちの良い」ゾーンじゃないかと思う。
一定期間の戸惑いを経て、再び「走り」のドイツブランドが復活する予感。ガンガン増やしたボデータイプを、より多くのユーザーに届けるためにも、エンジンとミッションのさらなるバージョンアップが期待される。決して高出力化ではなく、よりドライビングを「自由」にしてくれるような洗練があるといいかも。あまり取り柄もないモジュラーエンジンに、トルクコンバータが壊滅的なZF8HPを搭載していても、それなりに「感入る」走りは出せていて、ストレス感なくスースースーとボデーが進むBMW的なスヌージーな加速は大好きだし、ステアリングを回しても、ブレーキを回しても操作する楽しさを与えるフィールには特別にお金を払う価値がある。
FK8乗り
ホンダに乗っていますが、確かに中身はいいのに外見が派手すぎて少し困ります。
それはさておきマツダがデザイン以外が…というのはややおかしくないでしょうか?
むしろデザインこそ、といった感じがします。
そういえばマツダ3には2.5ターボを上位モデルとして出すようで、
美点として挙げているところをマツダ自ら壊していくのは一周回って面白いですね。
wpmaster
コメントありがとうございます。
本当はMAZDAを1位にするつもりだったのですが、やはりどう考えてもHONDAとポルシェが現状では一枚上手だと思いました。
トヨタTHSの載ったMAZDAデザイン車がちょっと前まであり黒歴史になってますが、MAZDAは自ブランドのファンを見くびっていたようです。「デザイン」では無く完全に「乗り味」で選ばれるブランドなんだとわかってなかったようで・・・。