キックス vs CX-5
MAZDAの新型CX-5が発売直後から注文殺到で大人気なようだ。同時期に新型キックスも発売されたが、復活を目指す日産が国内に生産工場を戻して拡販に取り組もうとする出鼻をぶっ潰す勢いでなかなか容赦がない。もちろん車格は違うけども、キックスやヴェゼルのBセグ、カローラクロスやCX-30のCセグ、CX-5やフォレスターのDセグのSUVが乗り出し300〜500万円の中で、グレード装備の違いで逆転現象すら起きるほど接近しているのでライバル関係にある。
CX-3を買いにきた新規客が、比較検討した結果CX-5を選んでいくことが日常だったが、MAZDAのスタンダードがSUVの国内市場全体に波及しつつある。新型フォレスター、新型CX-5の連続スマッシュヒットは、価格ばかりが上昇するユーザー無視のトレンドの中で「お買い得」と感じさせる確かな商品力を持っている。スバルもMAZDAも今では北米でトップクラスのブランド力を誇るが、海外での良いイメージが日本市場でも多くの新規ユーザーを集めたようだ。
ハシゴを外された
水平対抗エンジン搭載で「日本のポルシェ」と言われるスバルでは、歴代のフォレスターは熱狂的なスバリストからは敬遠されてきた日陰の存在だった。フォレスターはポルシェにおけるマカン、カイエン、パナメーラのようなライトユーザー向けの量販モデルに位置付けられる。販売が好調の現行モデルではトヨタのTHSが導入されているが、フォレスターなので特にスバリストからの批判的な意見はあまり見られない。
一方でスバルと違ってやたらとアンチが多く叩かれやすいMAZDAは、これまでも新型車が登場する度にネット上で徹底したネガティブキャンペーンが展開されてきた。今回の新型CX-5も発売前からAJAJ評論家の国沢光宏さんが「かなりの確率で欠陥車が登場!!」みたいな時代遅れのアテンション・エコノミーで火を付けようとしていたが、ネットメディアの読者からの反応は冷ややかだ。「CX-5やめてキックスにした!!」というコメントが複数みられたくらいだろうか・・・。