コロナ禍で自動車メーカーの方針が変わった!!
コロナ禍によるサプライチェーンの混乱から2020年以降の国内販売台数は500万台を下回る水準となった。その後に大幅な車両価格の上昇があったが450万台前後で2025年まで横ばいで推移している。コロナ以降は、トヨタ・ランドクルーザー、スズキ・ジムニー、GR86、MAZDA・ロードスターといった、ラダーフレーム車もしくは、2ドアスポーツカーの販売が顕著に伸びている。
トヨタはランクルの生産工場を確保するために、グループの日野自動車・羽村工場(東京都)を、トヨタ自動車の工場とした。さらにGR86の後継モデルに加えて、さらなるスポーツカーのラインナップ増加を計画している。スズキもジムニー・ノマドの大ヒットでインドの生産枠を拡大した。MAZDAも次期ロードスターの開発を明言している。
SUVじゃないクルマが重要だ
まだまだ絶対的な販売台数ではSUVの方が上だが、市場はすでに飽和していて明確な差別化が難しく、RAV4、CR-V、エクストレイル、CX-5、フォレスターは今後緩やかに販売台数を減らしていくことが予想される。総合自動車メーカーにおいては、主力のミドルSUVに加えて、どれだけ個性的なモデルを用意できるか?がブランディングを大きく左右している。
SUVに販売が集中するMAZDAやスバルにとっては、軽量でRWDのドライビングモデルとなるロードスターやBRZは、代替となるモデルが登場しない限りは絶対に維持すべき最重要な存在となっている。またエンジン車の販売禁止が世界規模で行われない限りは、安易なBEV専用車化は命取りだ。MAZDAの次期ロードスター用に新型エンジンが開発されているとする報道も出ている。