メルセデス人気は凄まじい
二子玉川のデパート駐車場は、まるでメルセデス・ディーラーのバックヤードを見ているような景色。中でも上から叩いて潰したかのように地面にへばり付いたプロポーションのサルーン(CLS)が人気のようだ。車高が低いためか5m級のフルサイズなんだけど、スカイラインやMAZDA6なんかよりも小さく感じる。「世田谷のど定番」ってヤツなのだろうか。CLSが2台となり同士で並んでいてもオーナーは特に気にしないんだろうな。世田谷でCLS乗っているのは「自然」だから。スカイラインやMAZDA6同士が隣同士だったら。被ってしまった・・・という気恥ずかしさが出てしまうかもしれない。
極論!?
クルマの作り込みだけならば、CLSやEクラスよりもフーガやレジェンドの方が数段上かもしれない。しかしAJAJの自動車ライターが多く住む「世田谷人民共和国」の中では、そんな常識は全く通用しない。世田谷のデパートで鉢合わせてもオーナー同士がニッコリできるメルセデス、レクサス、ランドローバー、アウディ、ポルシェこそがあらゆる意味で正義であり、ヒエラルキーの頂点に君臨している。その下にトヨタ(ハリアー、アルファード、プラドのみ)とボルボが位置している。この7ブランド以外のモデルは否定こそされないだろうけど、世田谷のデパート駐車場では「ちょっと浮いている」という印象は拭えない。BMWもMAZDAもジャガーもアルファロメオもSUBARUも・・・どうやら場違いらしい。