6台目 MAZDA3
EVシフトの本当の意義
EVの登場により、従来のエンジンの搭載位置によるデザイン上の制約がなくなり、クルマのデザインが大きく進化することが予想される。1997年の京都議定書とともに誕生したハイブリッドカーは、エンジン、モーター、バッテリーの制約を受けデザインの自由度がさらに狭められたため、デザイン面で評価されずらかった。2015年のパリ協定とともにテスラが生まれた。BEVだとデザインはこんなにも良くなるのか!?世界中の自動車デザイナーは驚きとともに、美しいデザインを作るならBEVでなければ駄目だ・・・とすら思い始めたようだ。
デザインの幅が大きく広がった
確かにBEVになってさらにデザインは進化した。テスラ・モデルS、ジャガーI-PACE、アウディe-トロンGT、ポルシェ・タイカンなどなど、漫画のように平べったい失われていた美しい3ボックスデザインを取り戻した。一方でSUVの日産アリア、BMWiXもなかなか押し出し感があっていいかもしれない。エンジン車からの変化を極力抑えたデザインで、コンサバなアルファードとか好むアジアのユーザーにはガッツリ受けそうだ。