新生BMW
2022年のBMWはちょっと違う雰囲気が漂っている。4シリーズグランクーペの新型がいよいよ日本市場にも投入された。日本価格を素直に受け取って、すぐに興味を無くしてしまうかもしれないが、ディーラーに行ってちょっと買う気を見せて商談すれば、なぜ近所のオッサンがBMWの新車を買えるのかがわかるはず。日本価格が約1000万円になる直6モデルの北米価格は5万8000ドル、日本価格が600万円ちょっとの直4モデルだと同じく4万5000ドル(北米では430iでアップチューン版)であることを頭に入れておくと、商談の限界値がなんとなくわかってくる。
競争力あり!?
日本市場にも2Lターボの高性能版430i(FR!!)を入れて欲しいのだけど、マーケティングの都合で直6の440iを効率的に売りたいようだ。430iの日本価格を750万円くらいに設定すると色々とややこしいのかもしれない。440iの実売価格がその前後まで下がってくるための空白の価格帯を用意していると考えても良いかも。先日発表されたトヨタのBセグスポーツカーが850万円もすることを考えると、「プレミアム」「セダン」「スポーティ」を兼ね備えるマルチな能力を備えた4シリーズグランクーペはなかなかのお買い得!?にすら見える。700万円の乗用車を買う人は大なり小なり金銭感覚がおかしくなっているのだけど、なんとか拠出できる範囲ならば選択肢にあって良いクルマだと思う。日本メーカー車でこのポジションを埋める割安なクルマは・・・スカイラインくらいか。
Coochan
終のクルマは、FRのMAZDA6かな。2ドアだったら最高なんですけど。