新「自動車カースト」か!?

 

カーストの始まり

「持ち家派」で長距離ドライブに興味がない人ならば、リーフやSAKURAを導入したくなるだろうし、同じく「集合住宅派」にはノートe-POWERが売りやすい。これが日産の緻密な販売戦略なのだろう。家の所有形態によって買えるクルマが決まってくる時代に突入しつつある。さらに2011年以降に各地で増えつつあるのが「二拠点生活派」で、特に国内2拠点派の人は、クルマでの移動ができて災害リスクを分散するために200km程度離れた地点を選ぶことが多いようだ。

 

需要は様々・・・

二拠点ユーザーのためにも、行き来する長距離ツアラーもまだまだラインナップ落ちさせられない。経済的に余裕があるだろうし、それなりの車格のクルマを買うことが予想される。シーマ&フーガは終焉のようだが、スカイラインは残されている。もしかしたらSUV版も追加されて、今後もエンジン車として残り続けるかもしれない。レクサス、メルセデス、アウディ、ボルボ、ジャガーのBEVブランド化によって、上質なエンジン車を供給するブランドは減っていくことが予想されるが、日産はまだ完全BEV化を発表してはいない。

 




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