新「自動車カースト」か!?

まともなBEVの登場

日産と三菱が軽自動車のEVを発表した。2009年にアイミーブ、2010年にリーフを発売したBEVのパイオニア的な両社が、やはり日本メーカーの中で先陣を切って量販&普及型の軽BEVを出してきた。他の軽自動車3陣営のホンダ、スズキ(MAZDA)、ダイハツ(トヨタ&スバル)も続くと思われる。シリーズハイブリッドをBセグに乗せたノートe-POWERと同等くらいの負担額で、GSに行かずに自宅充電だけで運用できるコンパクトカーのニーズは地方ではかなり高まっているようだ。

 

日産の反撃

ノートe-POWERの成功により、トヨタTHSが圧倒的なシェアを得ていた「街乗り」のシェアを相当なところまで奪い返すことに成功した。日本車のほとんどがCVTになる中で、完全モーター駆動による走りの気持ちよさは別格で、ほぼほぼ日産の狙い通りにユーザーを取り込んだ。東京から休日にドライブで千葉、茨城、栃木、群馬、長野、山梨、静岡くらいまで片道200kmを厭わずに出動しても、一緒に走るのはトラックばかりで、東京ナンバーのミニバンやコンパクトカーを見かけることは少ない。長距離走る人はCVTは選ばないので当たり前かもしれない。

 




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