続編・アラフィフ男性のクルマ選びは「地雷」だらけ

 

「魂動」の完成

前回の内容を簡単にまとめると、「アラフィフ男性が軽自動車、アクア、ルーミーなどに乗ってウロウロしていると警視庁管内では不審者扱いされる」「スポーツカーは趣味のクルマとして理解されるが、目立つので周囲からジロジロ見られる」「トヨタだとクラウン、アルファード、ランクルの3択」「ホンダやMAZDAはオッサン向けじゃない」「日産がもしかしたら最強かも!?」「(自分自身が)カッコ良ければ好きなクルマを選べる」・・・といった内容になった。

 

そんな中で、これまで「走りの小型車」で評価を得てきたホンダとMAZDAは、今後は全く別の道を辿ることになりそうだ。ホンダから離れつつあるMAZDAの象徴は縦置きエンジンのラージ群で設計されるCX-60だ。2012年以降のMAZDAが使い続ける「魂動」デザインの源流が、2009年頃の日産のコンセプトカー「エッセンス」にあることは暗黙の了解だが(MAZDAがパクった)、縦置きエンジンで重厚感ある表現だった「エッセンス」により近づく形で「魂動」に縦置きシャシーが与えられた。

 

MAZDAはオリジナリティ無し!?

経営統合で一悶着あったホンダと日産のクルマ作りはお互いに相容れない。それぞれオッサン向けモデルのシビックtypeRと、スカイラインやフェアレディZを比べるとその理念は根本的に違う。どっちが正しいか!?なんて議論はもちろん不毛なのであって、それぞれの陣営が信じた道でオッサン達が喜んで資金を投入するクルマを作ればいい話だ。後に続くMAZDAは、北米市場でMAZDA3を高性能化(2.5Lターボ化)してシビックtypeRをイメージさせつつ、CX-60では日産的な重厚感あるアプローチを導入してきた。

 

いつしかMAZDAも「パクリ屋」という意味でトヨタっぽくなったと感じる。トヨタのGRブランドでは、ホンダ潰しのGRカローラと、日産潰しのGRスープラが相次いで販売された。直3ターボでシビックtypeRに対して劣勢なGRカローラは次期型では直4に変えて出直しを図る戦略のようだ。30年にわたるカーライフを過ごしてきたアラフィフは、クルマの設計に関しても一通りの知見を得ているはずであるが、ホンダや日産(あるいはスバル)のような自社のポリシーの追求か、トヨタやMAZDAのような他社追従のどちらを選ぶべきなのだろうか!?

 




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