新「自動車カースト」か!?

 

街乗りじゃないブランド

エンジン車におけるCVT全盛が続く中で、ほとんどの日本メーカーの設計方針は「街乗り」一辺倒になっている。長距離需要のグランドツアラーはMAZDA、レクサス、輸入ブランド車が圧倒的に多い。伊豆へドライブに行ったが、すれ違うクルマはこれらのブランドばかりだ。国内販売でも3ナンバー車の販売ではMAZDAやレクサスが、日産やホンダを上回る月もあるくらいで、ミドルサイズ以上のクルマで良く売れているのはMAZDAやレクサスであることがデータでもハッキリ示されている。

 

比べられない

CVT車および、燃費でアピールする「スペック主義」のTHS車が、次第に長距離ユーザーから背を向けられるようになって街乗りor長距離の市場における「分断」が起きている。それでもAJAJの連中はCX-5(トルコンAT=長距離)とRAV4やハリアー(CVT=街乗り)、あるいはMAZDA3とカローラどっちがお買い得か!?なんて的外れで意味不明な比較を定期的に書いている。ヤフコメでは「自称MAZDAファン」と「トヨタファン」が、違うベクトルだと気づかないまま、不毛な優劣を主張しあっている。失礼だが、ドライビング音痴で有名な日本市場では、50歳でも60歳でも、免許とって何十年のベテランでも、設計の狙いなどがまるで理解しようとしていないから、愚かな議論が平気でできるのだろう。

 




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