【実車ガチ比較】新型 マツダ CX-60 vs 王道 ハリアー!使い勝手編 FF骨格とFR骨格でスタイル全然違う!! https://t.co/dsmCUe9WT2 @YouTubeより
— CARDRIVEGOGO (@cardrive55) November 11, 2022
新しい時代がやってくる!?
e:HEVやS660を否定するつもりは毛頭ないが、2〜2.4Lクラスの自然吸気Vテックエンジンとともにオデッセイやストリームが姿を消した。マークXが消滅し、エコカー過ぎるカムリと、スポーツカーのスープラが残る。オデッセイやマークXは、程よい価格の上級モデルとしてクルマへの興味を存分に掻き立ててくれたが、それに置き換わったエコカーでしかない、スポーツカーでしかない現行モデル達にはその役割は担えそうにない。
MAZDA・CX-60の設計は、高級車としてのクラウンやハリアーに引退勧告を突きつけた。ちょっと語弊があるかもしれないがCX-60の現状における完成度云々ではなくて、MAZDAの「想い」や「理想」をそのまま体現したCX-60に、多くのクルマ好きは心を踊らせている。クルマとは本来こういうものだったはずだ。CX-60で何かが変わるかもしれない・・・という期待を抱かせてくれる。
MAZDAは決断を迫られる
顔に泥を塗られたトヨタだけど、前述したようにすぐさまに反撃に転じたようだ。カローラスポーツはMAZDAに強烈な一撃を返しただけでなく、エコカーでもスポーツカーでもない「カーライフを楽しむクルマ」にトヨタが本気で取り組むことをユーザーに印象付けそうだ。背伸びすることなく買える価格と他車に負い目を感じない適度なスペックは、これまでの時代遅れな「ヒエラルキー」を超越した存在だ。
トヨタが今後もさらに「楽しいクルマ」作りを本格化させたら、MAZDAは日本市場から締め出され、国内ディーラーではCX-60とCX-80とロードスターの3車種だけを売るようになるかもしれない。国内市場向けMAZDA3への熱量の低さから考えても、オールFRの3車種絞り込みも「アリ」かな・・・。