いつまで続けるのか?
MAZDAの機械的特性と、過激な車重とホイールベースが合わさった結果が、「ロードスターっぽい乗り味」というならわかる。車重やホイールベースでロードスターに比較的に近いGR86、スイフトスポーツ、GRコペンを試して見ても、やはりMAZDAとは異なる機械的特性が様々にあって、ロードスターっぽいとは感じない。
期待のMAZDAの新車で試乗レビューも解禁になったCX-80でも、早くも乗り味が「ロードスターっぽい」と書いているレビューが幾つも見られた。ブログを書いている身で人様のレビューに苦言を呈するのは気が引けるが、さすがにダサくないか?CX-80持っておけはロードスターは要らない。2シーターで荷物も積めないし、ロングドライブにも向かないロードスターをわざわざ選ぶ意味ってなんだろうか。
ならず者のおもちゃ
もちろんCX-80など他のMAZDA車が逆立ちしたってロードスターのようには走れないのは百も承知だけども、乗った感じがロードスターっぽくて軽快だというレビューが溢れかえっているのだから、これが本当ならば、わざわざ走り専用のロードスターを増車して所有するのは、よっぽどの道楽者だろう。あるいは・・・軽さが加速に寄与するので、街中の低速域でイキって走るにはちょうどいいのかもしれない。
夜中に気ままに走っているクルマの大半は、しょうもない暴走をしてるが、その中でも「夜中のロードスター」の危険さは尋常ではない。あくまで個人的な肌感覚に過ぎないけども、夜中に走るロードスターはかなりAT率が高いように感じる。これがGR86だと逆で夜中もMT率が高い。信号からの出足でMT車はすぐわかるけども、昼間のロードスターはモタモタだけど、夜のロードスターは大抵はロケットスタートでスッ飛んでいく。