CX-5が最初に消える!?
トヨタや日産が「縦置きエンジン」の高級車で利益を出せなくなった。BMW、メルセデス、アウディ(ポルシェ)も同様の転換点を迎えている。MAZDA、スバル、トヨタ、日産、ホンダ、三菱は現状では「横置きエンジン」のミドルSUVで利益の大半を稼いでいる。何らかの要因で市場環境が激変した際には「護送船団」は一斉に沈む。令和の石油危機が再び自動車産業に襲いかかる。
国沢さんのレビューによると、HEV化が遅れているCX-5が最初に脱落することが予言されている。ウイスキー愛好家が団結したとしても、イラン攻撃の長期化でガソリン価格が便乗値上げされ続ける状況は、新型CX-5には完全に逆風だ。さらに国沢さんは2027年発売のHEVに対しても追撃している。トルコンATにこだわったノスタルジックなHEVは、効率が悪い上に変速ショックが酷くなると看破している。あちゃー・・・。
MAZDAは小規模な総合メーカー
MAZDAは海外市場向けには、ヤリスのOEMや、トヨタ供与のTHSを使ったCX-50や、中国提携メーカーOEMのBEVを販売しているが、今のところ国内市場ではそれらを一切排除している。国沢さんの「発泡酒理論」に同調する、おそらく高齢者と思われるアンチMAZDAのヤフコメは、これらのモデルの国内導入を強く主張しているが、これに関してはどうやらMAZDAの経営陣の考えとは大きな隔たりがあるようだ。
MAZDAのクルマ作りへの情熱は、設計・開発・製造・販売を行う総合自動車メーカーの中で小規模であるという自認から湧き出している。その多くは経営が順調とは言えないが、ウイスキーブームに乗って世界各地で蒸留所が次々と開業した。小規模な資本では発泡酒では利益を上げられない。しかし情熱の限りを尽くしてウイスキー、ワイン、クラフトビールに打ち込んで成功を収める蒸留所はいくつもある。その中でも長期熟成でリスクが高く、市場は顕在化しているウイスキーがベンチャーにとっては一番参入障壁は低いようだ。