一致した戦略
MAZDAが2.5Lエンジンで北米ラインナップを統一したのも決して珍しいものではなく、同じく北米市場にプライオリティを置くスバルやレクサスでも、それぞれ2.4Lターボが現行モデルにおけるデフォルトのユニットに変わりつつある。この3ブランドの背後で、どんな技術コンサル(エンジニアリング・サプライヤー)が暗躍しているかわからないけど、MAZDA、スバル、レクサスは北米市場の販売戦略においてほぼほぼ同じエンジン戦略を採っている。
日本市場でも・・・
日本市場においても、BMWの直4モデルの求心力を失って久しい。8000rpmまで回った自然吸気時代ならともかく、ターボ化されてから全くと言っていい評判を聞かない。何度も乗ったことがあるが、決して非力で怠いユニットではないけども、日本車の2倍近くを払って買うクルマのエンジンにしては冴えない(ありえない)。MAZDA、スバル、レクサスはそれぞれに2.4〜2.5Lターボのラインナップを日本市場にも投下し始めているが、こちらはそれぞれのブランドで非常に注目度の高いユニットになっている(BMWに匹敵する価格になるが・・・)。