日本メーカーのSUVサイズに擦り合わせてきた「メートル原器」・・・#五味康隆 #iD4
フォルクスワーゲン ID.4 【試乗レポート】EVのメートル原器的な仕上がり!! VWの本気を感じる完成度!! E-CarLife with 五… https://t.co/g4dmGcKObq @YouTubeより
— CARDRIVEGOGO (@cardrive55) November 24, 2022
世界の混乱
欧州各国の市場では、エネルギー供給の不安からの電気代の著しい高騰でBEV需要への過剰な期待が頓挫してしまったようだ。欧州自動車メーカーにとっては地獄の日々が続いている。数年前にはアメリカではディーゼル不正(ディーゼルゲート事件)が発覚するし、挙国一致で作り上げた小排気量ターボ(メルケルターボ)は日本の某メーカーのエンジニアによって「ゴミ技術」だと暴露されてしまった。生き残りをかけてBEVのみで勝負するか、いっそ事業撤退するかの2択を迫ったところ、強すぎる労組によってどちらも拒否された・・・。
VWグループなどは、これからもエンジンを作り続けて雇用の確保に務めると声明している。相手は日本のHEVだけども、マハトマ・ガンジーのスワデーシ(国産品愛用)じゃないけど、10年ほど前のアメリカで起こったような21世紀型ポピュリズムを発動させて、プリウス不祥事をでっち上げて「トヨタ排斥」をEUで決議することもできる。それが不調であってもスバルやMAZDAといった中堅メーカーがHEV技術を確立した頃に、得意のM&Aで強奪すれば・・・。
どうにかなるだろう
緊急時には何でもありの「暴力国家」に変身するドイツ連邦共和国に在籍していて、多くの労働者を人質として抱えている限りはフォルクスワーゲンは安泰かもしれない。まあなんとかなるだろう。過去に学べば色々と非常識な方法があるとわかる。「出る杭は打たれる」は業界の常識だ。アメリカも中国も日本も韓国もドイツ車は大好きだし、VWが作ったというだけで有り難がる連中が世界中には溢れている。
日本にもAJAJという優秀な「ドイツ車保全団体」がある。VWが頼めばスズキなどの日本メーカーに対するネガティブキャンペーンも簡単に請け負ってくれる。以前に内部告発者が出たことがあったが、なんとAJAJはこの勇気ある告発者を問答無用で除名した。その恐怖政治ゆえか、以後は誰もこの件について発言しなくなった。今でもネガティブキャンペーン?と思わしき記事が散見されるが、賢い読者はわかっているから問題ない。騙されるのは・・・だけ。