薄味が市場を支配する
ホンダ、スバル、MAZDA、日産が日本市場で普通乗用車の販売を続ける気があるのか不明だが、じわじわと軽自動車にシェアを奪われて販売台数を減らしていく状況を止められるだろうか。カローラクロス、ヤリスクロス、ライズ、ルーミーと価格競争する路線は完全に放棄するのは良いとして、ちょっと割高感があるプリウス、アクア、シエンタが、かなり多くのデザインによる指名買いを得ている状況は、他のメーカーにとっては許し難い状況だ。
それでもMT派だったり、トヨタの乗り味では全く満足できないというユーザーは残ってくれるだろう。トヨタの乗り味はとにかく「とても薄味」だ。ウイスキーだとサントリー角瓶をハイボールで飲んでいる感じだ。普段ビールを飲んでいる人には、違和感なく楽しめる「癖が少ない」ハイボールだと思うが、ウイスキーしか飲まない人にはまるで満足できる味わい深さはない。
クルマもウイスキーも売れなくなってきた
ホンダ、スバル、MAZDA、日産のユーザーは「本格的な乗り味」を求めている。サントリーにもフルーティかつ軽くスモーキーな本格的シングルモルトがあるけど、量販店で手軽に手に入るブレンディッド・ウイスキーはどれも満足しない。スコットランドの特にフロアモルティングで有名な蒸留所の銘柄(ラフロイグ、ボウモア、スプリングバンク、ベンリアック、オルトモア、ベンロマックなど)と比べてしまうと、もはやウイスキーの味わいではない。
大資本に迎合するインフルエンサーによって、トヨタ車やサントリー・ウイスキーは「良い製品」として紹介されることが多い。しかしGRブランド以外のトヨタ車ではカーライフはイメージできないし、白州以外のサントリーには期待に応えてくれる味わいのウイスキーが思いつかない。そんなユーザーにとってこれからも、ホンダ、スバル、MAZDA、日産や、ニッカウイスキーは期待に応えてくれる存在だろうか!?前述したが、大企業はどこか似通ったところがある・・・。