自由に設計できる
次期フィットは、ホンダがこれからも日本のユーザーのカーライフを背負っていく覚悟があるかどうかの試金石となる。Bセグハッチバックは、フォードやMAZDAが廃止するなど、多くの市場において必要不可欠な車種ではなくなっている。ヤリスもスイフトも販売の主体はBセグSUV(ヤリスクロス、クロスビー)へと移っている。
MINI、フィアット500のような成熟市場で指名買いされる個性によって、存在意義を示していく必要がある。すでに後輪駆動のBEVとしてホンダeを販売した実績もあるし、現行のフィットの販売を支えるe:HEVのRSや、先代RSの4気筒エンジン&MTの復活も十分に予想できる。3つ全部もしくは3つの中の2つを製品化してユーザーに究極の選択を迫るのか?それとも斬新にBEV1本に絞るのか?
期待通りになりそうだ
MAZDA2、スイスポ、アバルト、MINIのMT車の供給が止まっている状況なので、トヨタを避けるMT好きがホンダの英断を待っている。GRヤリスは初期モデルユーザーを買い替えさせるべく、異次元の年次改良で進化が止まらないが、手軽にドライブするクルマに400万円はちょっと高い。現行フィットRSの手軽な価格(乗り出し250万円)で、MT&4気筒エンジンなら多くの人が満足するだろう。
CセグだとtypeRやプレリュードなど手の込んだスペックが求められるが、Bセグならばホンダの既存技術のままで軽量で楽しい走りのモデルが作れる。いうまでもないが、車両価格が抑えられて新車購入のハードルも低くなり、ユーザーの広がりも期待できる。BEVからMTまで低コストで幅広く生産できる、混流生産技術は成熟市場向けの生産では不可欠になっている。理詰めで考えても次期フィットには様々な可能性を感じる。2027年が待ち遠しい。
後記
最後までお読みいただきありがとうございます。この投稿は2026年7月25日時点での情報をもとに記述しています。今後とも日本市場で展開する自動車メーカーについて思うところを綴っていきたいと思います。
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