大人のトヨタ車
低価格のトヨタや、スポーツカー(GR)は無しだと悟っているアラフィフ男性のクルマ選びは、さらにトヨタ車にこだわるならば、レクサスで経済的に消耗するか、クラウン、アルファード、ランクルのどれかが現実的な選択肢となってしまう。レクサスを回避するならば、ハイブリッド専用、3列スライドドア、ラダーフレームの3車種になるが、それぞれトヨタの機能性の高さを体現していて、その価値を評価できる人にとっては納得の選択かもしれない。
一方でトヨタなんて絶対に買わないタイプのオッサンは、他ブランドのどんなクルマを選べばいいのか!?オッサンをターゲットにしていること以外はトヨタとは全く違うベクトルながらもMAZDAにはCX-60がある。縦置きエンジンにダブルウィッシュボーンのフロントサスを使い、重厚感ある走りのSUVに仕上げ、買うクルマがない「クルマ難民」だったドライブ好きなオッサンの指名買いをかなり集めて話題になった。
大人のMAZDA車
CX-60には、2027年以降にメーカーから6気筒のストロングハイブリッドの発売も示唆されていて、ビッグマイナーチェンジで再び注目を集めることになりそうだ。販売が下手なMAZDAのことだから、その頃には新たなロータリー&PHEVのクロスオーバー・クーペ(ヴィジョン・クロスクーペ)の発売を予告済みで、新車を買いたいオッサンをさらに悩ませることだろうが、510psのハイエンドな出力と、CO2を取り込む新しい環境技術が公表されているが、250ps級の廉価版も用意されるだろう。
いずれにせよMAZDAはアラフィフ男性向けラインナップを今後拡充していく方針のようだが、現行モデルではCX-60だけだ。ロードスターやMAZDA3は若いユーザーに迎合しているし、3世代目となる新型CX-5も女性をイメージした方向転換を行ったようで、走りや重厚感のSUVを追求するオッサンユーザーをCX-60へ集約させようという戦略も見え隠れする。新型CX-5は最上級グレードしかパドルシフトが付かず、フロントとフロントドアのウインドウの合わせガラスの採用も見送られた。文句があるクルマ好きはCX-60を買え!!というメッセージだ。