スカイラインは残り続けた
アテンザとアコードがカムリ化した時を同じくして、三菱もランエボを廃止してセダンの開発をやめた。現在でもレクサスIS、スカイライン、WRXがスポーツサルーンとしての機能性を保持したまま販売されているが、ホンダ、MAZDA、三菱が撤退したことでオッサン向け市場は一変した。シビックtypeRやCX-5、CX-60でその市場を埋めてはいるが、現行モデルは車両購入費用がかなり高額になってきている。
中国市場と北米市場での不調で赤字に陥っているが、日産のようにスカイラインとフェアレディZだけオッサン市場向けに残し(次期モデルも登場予定)、あとは街乗りニーズだけだから片っ端からe-POWER専用車とBEVだけにする戦略は理にかなっているように思う。生産拠点の集約による構造改革が進行すればV字回復まであるかもしれない。
日産が優位か!?
日産は、MAZDAやホンダとは異なり、手頃な価格で小型でエンジンのツアラーというコンセプトが無い。S660、N-ONE・RS、シビックRS、ロードスター、MAZDA3のようなクルマに否定的だ。ホンダやMAZDAが欧州向けにMTの小型車の販売を続けられればまだまだニーズはありそうだが、欧州委員会がそれを許さない。市場はどんどん狭まっている。小型車で稼いでいたホンダやMAZDAにとって、新たな業態を模索する苦難のタームが待っている。
BEV 、e-POWER、V6ターボ以外は作りません!!という日産の「選択と集中」は、トヨタをも凌いでいるかもしれない。レクサスRC、LCなどのFR車が次々と廃止され、レクサスISも次期モデルは用意されていないようだ。直4HEVのみのISでは、V6ターボのみのスカイラインに重厚感で勝てない。有名な観光道路を走っていると、ISは全くと言っていいほどいないが、スカイラインは毎回のように見かける。
お詫び
気軽に書き始めたところ、最初の構想よりも深いテーマだと気がつき、収集がつかなくなってしまいました。自動車メーカーの見え方まで変わってくるとは思わなかったです。あまり日数を開けずに続編を書きたいと思います。よろしくお付き合いください。
終のクルマ選び
旅のある暮らし
食べて、歩いて、また食べて 大人のひとり旅の始め方