「置きイベ」専用モデル
日本メーカーもNSX、R35GT-R、レクサスLCなど、やたらと「置きイベ」を意識した外観のモデルが増えて、これらがBMWの高性能モデルのシェアを削った。しかし「置きイベ」向けモデルは出オチ感が強く、発売直後こそかなり話題になるが、超高額モデルゆえに後から購入する人は激減するようで販売はうまく継続しない。R35GT-RはスカイラインやフェアレディZの生産ラインで作る配慮をするなどで軽減したが、専用ラインを用意すると生産側の負担も大きい。
BMWでも最上級クーペとして導入した8シリーズが定番モデルになれずに1世代で終わった。このブランドに「走り」を求めるファンに、ラグジュアリー・クーペ導入によるサイズアップ&雲上価格化は受け入れられなかったようだ。元ベンツ営業を名乗るユーチューバーがMAZDAのプレミアム路線(レクサス追従だってさ・・・)を揶揄していたが、BMWの8シリーズ路線、レクサスのLBX路線、メルセデスの中国路線など、どのブランドも路線変更でファンの戸惑いを起こしている。
25%がLBX
日本市場のレクサスは、半導体不足のバックオーダーを抱えた2023年で過去最高を記録したが、2024年にはLBXの投入で凌いだものの販売を大きく減らした。2025年の年間8万台の日本市場で、LBX(約2万台)とNX(約2万台)の2車種で50%を賄う構図は、MAZDA2とCX-5が販売の柱だったMAZDAと同じバランスになっている。レクサスがMAZDAを真似る側だと記述した方が正確だ。
東京都ではレクサスはそれほど人気がないので、NXもLBXもたまに見かけるくらいだ。ボデーカラーが「白」「黒」でしかまともに販売できないレベルの造形では、わざわざ東京に住んでいるのに数万円の駐車場代を負担してまでレクサスに乗る意味はあるのか!?と考える人が多いと思う。白のRXは「なにわ」「神戸」など関西ナンバーが多く、黒のRXはFAWやGEELYぽくて中国人ユーザーに人気なようだ。